フフフ…。
私は長い間、人間の世界を観察してきた。
山の奥のトンネル。
海辺の建物。
そして、今回の場所 県南の観光ホテル。
人間という生き物は不思議だ。
特に“観光”という文化。
遠くから訪れる人々を迎えるために、
建物の外観をとても大切にする。
美しい景色。清潔な建物。
それが、その土地の印象を決めるらしい。
私はそのホテルの外壁を見上げた。

南国の湿った空気。
潮風。
雨。
この環境では、
我らカビ族が増えるのは自然の摂理だ。
白い外壁には、
黒い筋や緑の影が広がっていた。
人間はそれを
「汚れ」
と呼ぶ。
だが私は思う。
これは自然の痕跡だ。
時間。
湿度。
環境。
それらが作り出した模様。
しかし、人間は違う。
観光客にとってのホテルは、ただの建物ではない。
**“最初に見る風景”**なのだ。
だから彼らは、
その白さを取り戻そうとする。
そして呼ばれる存在。
『カビとり隊』

高所作業車が静かに上がる。
隊員は外壁を確認し、
ゆっくりと作業を始める。
除菌洗浄。
汚れの原因を分解し、
外壁の色を取り戻す。
作業が終わる頃。
ホテルの外壁は
再び明るい白を取り戻していた。
青空とよく似合う色だ。
私は遠くからそれを見ていた。
人間は、
自然に抗う生き物ではない。
景色を守ろうとする生き物なのだ。
それは少しだけ、
美しいと思った。
■ 現実パート
今回は県南の観光ホテルにて外壁除菌洗浄を実施。
外壁に繁殖したカビを除去し、建物の美観を回復しました。
観光施設では、外観の印象が施設の価値を左右します。
美しい外観を保つことは、訪れる人へのおもてなしでもあります。
カビとり隊は、
今日も静かに任務を遂行します。