【延岡市|カビ大魔王の侵略日誌】~ トンネル、我が湿黒の回廊の巻~

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フフフ…。

ここは県北の山間部。

昼でも薄暗い、静かな回廊。

トンネル。

我らにとって、これほど心地よい場所はない。

湿度。

排気ガス。

微細な粉塵。

コンクリートは、ゆっくりと我らの色に染まっていく。

壁面に広がる黒ずみ。

天井に流れる筋汚れ。

照明があっても、どこか重たい空気感。

光は、弱い。

視界は、鈍る。

私はここを――

湿黒の回廊と名付けた。

 

だが、動きがあった。

依頼主は、行政。

目的は二つ。

① 安全 ― 明るさを取り戻すこと

② 美観 ― 2027年開催の国スポに向けたイメージ向上

 

くっ…。

“明るさ”だと?

 

我らは光を吸う存在。

壁面に付着した汚れが、

光の反射を奪い、視認性を下げる。

それこそが我らの支配。

 

だが最近、あの隊が動いているらしい。

『カビとり隊』

現地調査に来たという。

足音が響く。

壁面を触る。

照度を確認する。

「安全」と「景観」。

奴らはそこを突いてくる。

 

トンネルの明るさは、照明だけで決まらない。

壁面の反射率。

それが戻れば、同じ照明でも体感は変わる。

我らが張り付いた膜を剥がされれば、

この回廊は再び白を取り戻す。

 

それは――困る!

 

今、カビとり隊は調査中らしい。

除菌洗浄。

防カビ処理。

安全性向上。

国スポ前の景観整備。

行政案件。

 

くっ…。

これは本格的な戦になる。

 

だが、忘れるな。

湿度がある限り、

我らは完全には消えぬ。

 

■ 現実パート

今回、県北のトンネル内現地調査を実施。

✔ 壁面黒ずみ・カビ・コケ状付着物の確認

✔ 明るさ低下の要因調査

✔ 国スポ2027を見据えた景観向上提案準備

現在、提案書を作成中です。

トンネルは、ただの通路ではありません。

安全と景観を、同時に守る。

 

カビとり隊は、今日も静かに任務を遂行します。

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